本当の愛を取り戻したら、世界はどうなるのだろうか?

先日、子供の頃の父との思い出について書きました。

うちの両親は団塊の世代の
真っ只中に生まれています。

子供のころ、教室が足りず、
物置を教室として使っていた、なんて
いう話も聞いています。
 

あの頃の人たちも、色々な面で
大変だったんですよね。
 

父は、本当に大人しくて、
自分の意見を言わない人でした。

でも、口を開くと、母に、
『釣った魚にエサはやらねぇ』なんて
言って、

母をキレさせていました。

夫婦仲は最悪でした。
 

なのでほんと、
こんな仲の悪い夫婦から、
なぜ私は生まれられたのだろう?と、

結構長い間思っていました。
 

10 of Wands Growth 成長 父も母も、学びの中にいた

いっつも母は父の愚痴を私に言い、
『父のようにはなるな』という無言の
圧力を感じていました。

父は何も言わず、子育ては全て母に
任せきり。

今思えば、
父も未熟だったのだと思います。
 

母とちゃんと話し合いというものを
することが全くできなかった。

もっと状況を変えようとか、
良くしようとか、

全く思いつきもしなかった。
 

多分、自分の事で
いっぱいいっぱいだったのだと
思います。
 

でも、あの頃の日本では、
そういう人、結構多かったのではないかと
思います。

戦後、忙しくて忙しくて、
とにかく、成長すればいい、
どうにか食べていければいい。

みんな、ただそれだけを目標に
生きてきた。

だから、
情緒的な教育、
愛情をこめたお世話なんて、

二の次三の次だったのでしょう。
 

父も寂しかったのです。

本当は小さいとき、親にもっと構って
欲しかったのだと思います。

兄が二人、姉が一人いましたが、
父が一番大人しく、

父のお母さんも
『ご飯さえ食べさせておけば・・・』という
感じで愛情深い親ではなかった。

それを、そのまま私たちにも
伝えてしまっただけなんですよね。
 

今、せっかく、こんなに豊かになり、
時間もお金も、自分たちの親世代よりも
楽になってきています。

だから、次は、

人。

私たち、一人一人が、もっともっと、
自分の内面を癒し、

甘えたいなら甘えて、
はしゃぎたいならはしゃいで、

怒りたいなら、ちゃんと怒る。
 

人間的情緒を取り戻したいなって
思います。
 

みんなが愛に溢れていて、
子供を本当の愛で愛して育て、

夫婦はお互いを尊重し、仲良く、

みな、自分に自信を持って、
自分のやりたいことに向かって
進んで行けたら。
 

そういう世界を見たいのです。
そのために、私は生まれて来たのです。

きっと、これを
読んで下さっているみなさんも
そうだと思います。
 

まずは自分を癒し、大切にして、
本当の愛を取り戻しましょう。

そして、それを周りに広げていく。

ぜひ、一緒にやって行きましょう(^^)/

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