今、百田尚樹さんの『永遠の０（ゼロ）』という本を読んでいます。
書かれたのは10年以上前なのですが、これを読んで思ったこと。
それは、戦前から日本の上層部にいる人たちの在り方が全く変わっていない！ということです。
もちろん、全員が全員というわけではありません。
でも、お話の中で、海軍の上層部にいた人たちの多くが、特攻など、人の命を何とも思わない作戦を平気で立てておきながら、
自分達は戦争に出て、もっと責めるべきところを引き返したり、
軍艦を使うべきところでケチっておきながら、最後は使い捨てたりということをしていんですよ、、
そういう適当で無責任な作戦と戦い方のせいで、ものすごい数の尊い命が失われている。
今の日本では、その時ほど命が失われるという事態には陥ってはいないかもしれない。
でも、自分の発言と行動に全く責任を取らない政治家、そして周りも責任をきちんと取らせないでなあなあを許し続ける組織。
本当に、全く変わっていないんですよね～。悲しいことに。
ただ、すぐ近くにいる人でない限り、そういう人を変えるとか、そういった大きな組織に影響を与えるということは難しいのが現実です。
ではどうしたらいいのでしょうか？
それは・・・
自分のやりたくないことはやらないこと。
きちんとNO!を言うということだと思います。
『永遠の０』で描かれていた『宮部』という人物は、それができた人でした。
そして、仲間たちから、『彼こそが本当の男だった。』『自分たちも、それを言うべきだったのだ』と言われている。
これを、私たちもやっていけるといいですよね。
まずは身近なところ、できる範囲でOK。
ワンオペ育児で頑張っているのに、『早く仕事再開してね』と言ってくる旦那さんに、
『育児は本当に大変なんだよ！一人で頑張ってるの、分からない？？
これはお金稼ぐより尊い“仕事”だから！』
なんて言えるといいですよね～！
女性がどれだけ頑張って子供を産むという大仕事をしているのか、男性にももっと分かってもらうべきだと思います。
うちにも男子がいるので、そこはちゃんと教育しとかないとな～って思います(笑)
それぞれが自分をちゃんと大事にする。
自分は大切にされて当然の人間だ。
生きる権利がある。食べる権利がある。結婚する自由、しない自由がある。
そういうことを女性も男性もちゃんと理解して、自分を使い捨てさせたりしない！
No!を言って、変えて行く！
目覚める人が一人でも増えてくれたら、嬉しいです(^-^)b
