まりくーともそういうところがあるのですが、困っている人を見たり、テレビで協力を呼び掛けていたりすると『私がやらなきゃ!』『私が助けてあげなきゃ!』と思ってしまうこと、ないですか?
もちろん、何か探し物をしている人がいて、すぐそばにそれが落ちてた、なんてときには拾って渡してあげれば済みますよね。
でも、もっと大きなこと。
貧困で家がない、とか、依存症だけど、コロナで依存症の集まりが開催できなくなってしまった、とか、少し遠くで起きている問題についても、私たちはすぐに心を痛めてしまいがちです。
でも、結論から言うと、そういうことは放っておいていいんです。
私たち一人一人ができることには限りがあって、一番やらなくちゃいけないことは自分と、自分の周りの人たちを幸せにすること。
テレビの中やニュースに登場する人たちのことまで面倒を見ることはできないし、それは、その人自身や、そのすぐ周りにいる人たちに与えられた課題なのです。
だから、そういったニュース自体を見ないようにする、ということも一つの方法だし、見てしまったら、『あの人たちに良い解決策見つかりますように』とお祈りをして、自分の生活に戻りましょう。
一人一人がそうやって、自分を大事にして周りにその輪を広げていく。
そうしていくうちに、遠くの人たちの現実もいつの間にか変わって行くのです。
助けてあげられないことを責めなくていいんですよ。
あなたはいるだけで、周りの人に光を与えているのですから。