私たち、自覚はしていないのですが、
知らず知らずのうちに
『良い子』『良い人』
をやってしまっていることがよくあります。
例えば、誰かからランチに誘われたら、
本当は行きたくないのに、
「いいですよ~!」
と言って、心の中では「あ~あ・・・」と
思っていたり、
疲れているのに、仕事を「お願い!」と
頼まれてしまうと、
「大丈夫ですよ!頑張ります!」
なんて、表面的には元気いっぱいで答えて
みたり。
そうやって、自分の気持ちを見ないふりを
したり、
分かっているのに、無視したり、
ということもありますよね。
それをやり続けていると、
どうなるか、知っていますか?
まず、やりたくないことをやっていると
どんどんエネルギーが低下してしまいます。
そうすると、元々『やりたい!』と
思っていたことをやる元気まで無くなって
しまうのです。
また、自分の気持ちを無視しているので、
心が抑えつけられて苦しくなって行きます。
そうすると、どこかで、体の症状として
出てきてしまうことも
あるかもしれません。
だから、
『大したことじゃない』
とは思わずに、きちんと自己主張
できるようになった方が良いのです。
私たちが、『良い子・良い人』をつい
やってしまうのは、
子供時代に、そうやって自分が我慢して
人の願いを叶えることで、
その場をどうにか乗り切って来た、という
経験があるからです。
でも、そのやり方はレベルの高い
やり方ではないし、
私たちは違った方法を
チャレンジすることができるのです。
その、『違った方法』とは、
『きちんと断る』という方法です。
それをするために必要なこと。
それは、
①断っていい、と、自分が人の頼みを断る
権利を持っていることを理解すること。
②断り方をいくつか知っておくこと。
です。
①については、きちんと認識して
いなかった方は認識をしましょう。
そして、②については、こんな感じです。
『今日はちょっと疲れてるからやめとくね』
『ちょっと今日は気分が乗らないから
やめとくね』
『私はいいや。遠慮しとく。』
『また今度ねー』
『私にはムリですー』(笑)
もちろん、相手の方によって丁寧さは
変えて頂けたらと思いますが、
こういう言葉を上手に使ってみてください。
そして『嘘も方便』という言葉もあります。
忙しくなくても、
『今日は忙しいので!』
と、言っていいんです。
自分のエネルギーを下げないこと。
『良い子・良い人』から解放され、本当の
自分の気持ちに気付くこと。
とっても大事なので、ぜひご自身の
やり方を振り返ってみてくださいね!(^_-)-☆