両親が不仲だったり、きちんと面倒を見てもらえなかったという方は、
親に対して本当に複雑な感情を抱えています。
親のことを愛したいし、どうしても嫌いになることはできない。
でも、やはり親には強い反感を持っている。
そんな方は、親と似たような行動をとってしまうことに必要以上に反発を覚えたり、
自分が『親と似ている』ことが許せなかったりします。
でも、親がやってきた全ての行動が悪いというわけではないんですよね。
それに、その親の自分にとっては悪く写っていた特徴も、出し方によっては善になる場合もある。
だから、まずは『自分は親とは違う人間』だということを
はっきり把握して欲しいのです。
あなたは親とは違います。
だから、親がしたのと全く同じことは、そもそもできない。
親に似たところがあったとしても、それを出そうとすると「あなた流」になってしまうのです。
あなたは親御さんのやり方が好きではなかった。
だから、そうなりたくないと思っている。
でも、やはり親子なので、どことなく似ていて、「私も同じことをしてしまうんじゃないか?」という恐怖感がある。
きっと、そういうことなんだと思います。
その恐怖感を一回ちゃんと認識した上で、
「でも、私が全く同じことをすることは、できない」と思ってみてください。
ちょっと、楽にならないでしょうか?
人は、例え親子でも、やはりそれぞれ全く違います。
ちょっと似ているところがあっても、別人なのです。
だから、「似ている似ていない」は置いておいて、自分のことに集中しましょう。
親は親。自分は自分。
親がどうしたかは放っておいて、自分にとって楽なやり方を探してみましょう。
誰かお手本になる人を探してみるのもオススメですよ(^-^)b